鎌倉時代に生を受け修行の後、お坊さんとなり
「踊り念仏」という独特な方法で民衆に教えを説いた一遍上人。
「踊り念仏」は当時、民衆が抱えていた世の中に対する不満、理不尽、不条理、矛盾へのはけ口として絶大な人気を誇ったそう。
全てを捨てて素っ裸で何日間もぶっ通しで踊っていただなんてロックすぎるしアナーキーだしカオス。
僕はそれを知った時、彼はきっと生まれてくる時代と就職先を間違えたのだと思った。
だからここで1度リボーンしてもらってちゃんと転職させてあげようではないか、、!!
大丈夫、転職は現代では当たり前だから。
時は平成天皇が生前退位されて半年経った頃。
相変わらずの満員電車とうるさい上司と冷たい家族と100円の缶コーヒーと。
責任が増えて行くほど狭まる自由とレール。
少しでもはみ出そうというならゲームオーバー。こんなことならいっそ全てを壊して、捨ててヒッピーになりたい。
でもそんなことできないしな、、、
、、、だからせめて、せめて金曜日の夜くらいは何をやっても許して欲しいのだ。何にも咎めないで欲しい。
そんな理由で犯罪に手を染めた奴がテレビで連日晒されてるのは知ってる。無駄にスマホのニュース読んでるからな。
少し手持ち無沙汰になるとおもむろにスマホを取り出して無意識にヤフーニュースを見てる。更新されないページをスクロールして底に辿り着いてまたスクロールして浮上する。
新しいニュースが一件。
無意識にタップする。
『一遍上人、DJに転身か。』
、、、、そろそろ本編に行きます笑笑
そんなこんなで今回は一遍上人、改めDJ踊り念仏のセットリストを考えてみた。
1曲目:week end/ZAZEN BOYS
まるで百鬼夜行みたいな怪しさの前奏から始まり、これまた怪しい声で歌が始まる。
これから始まる奇妙なDJの幕開けにはぴったりの曲。民衆の盛り上がりゲージは30~50%といった所だろう。
2曲目:夜の踊り子/サカナクション
1曲目で場をならした所で次は低音のガッツリ効いたアップテンポな曲。1曲目の閉鎖的で暗い曲から開放的で曲への転換のギャップで民衆の盛り上がりゲージは早くも90%オーバー。
3曲目:ハイクライク/シェンフーシュバイツ
会場の熱気をそのままにここでDJ踊り念仏の見せ場のDJタイム。巧みな手さばきから織りな
すビートに合わせて照明担当まで踊り始め、レーザービームがぐらぐらし始める。
4曲目:桃太郎/水曜日のカンパネラ
ここで一旦場を調整する。流れるような神秘的な曲調で溶けるように踊る。ちなみにDJ踊り念仏本人は演出で最初からずっと目を瞑っている。でも3曲目はさすがに薄眼してた。
5曲目:盛者必衰の理、お断り/KANA-BOON
最後の最後でまたまたぶち上げる。BPM170オーバー、4つ打ちの鉄板で正面から
勝負する。皆、我を忘れて踊り狂う。ロックでアナーキーでカオスな光景が広がる。
最高潮のまま終了、お疲れ様です。
このプレイリストどこか統一感があってまとめて聴くとかなりハマります笑笑
このおもしろプレイリストシリーズなかなか楽しかったので次回も何かしらやりたいと思います。
それでは。
0コメント