今回は以前書いた『HIP-HOPの新たな形!?FINAL FRASH』の続き、というか第2弾である。
最近、HIP-HOPの勢いがすごい。
主な理由としてはラップを言い合い勝敗を決めるテレビ番組『フリースタイルダンジョン』の人気だろう。
前回紹介したFINAL FRASHのMCであるDOTAMAもフリースタイルダンジョンに出演している。
そんな勢いのあるHIP-HOPとROCKが融合したような独特な雰囲気をもっているのが今回紹介するパノラマパナマタウンというバンドだ。
2013年に結成、結成2年目にして2015年にはロッキングオンが主催する「RO69JACK」でグランプリを獲得し「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」へ初出演。
同年に別のオーディションでもグランプリを獲得している。
そんなパノラマパナマタウンの特徴はチラッと前述したがHIP-HOPとROCKが融合したような曲調だ。
バリバリのギター、リズミカルなベースをまとめるのは4つ打ちのドラム。
適度なBPMがHIP-HOPを感じさせるがそれ以外はロックそのもの。
(BPM: 曲そのものの速さのこと)
そんなサウンドをバックに岩渕(Vo&Gt)はHIP-HOP特有のうねるような、リズミカルな歌い回し。
さらにちゃっかり韻まで踏んでいる、、
ここまでロックとHIP-HOPのいいとこ取りをしているのにバラバラになるどころか、良くまとまっていて新感覚。未知の領域。
そんなパノラマパナマタウンは2016年9月21日に2ndミニアルバム『PROPOSE』をリリースしている。
その中に収録されているリード曲『シェルター』が最高。
ダークな曲調の中に現代の薄っぺらい、軽い、量産型思考に対してのメッセージが込められているように見える。
今まではとは違った曲を聴きたいと思っていた方に是非オススメです!
シェルター/パノラマパナマタウン
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