別にシリーズ化しようとなんて微塵も考えていなかったのだが、今の進化したHIP-HOPについて書きたい事が多すぎて結局第3弾に突入した。
前回と前々回の2回ともHIP-HOPとバンドのハイブリッドを紹介したが、今回は違うところにフォーカスしていきたいと思う。
キーワードは「女性」
HIP-HOPと女性Popsのハイブリッドがここ最近盛り上がりを見せている。
その中でも1番メジャーなのはやっぱり水曜日のカンパネラだろう。
2012年突如現れたHIP-HOPユニットで、歴史上の偉人をテーマに和テイストでHIP-HOPなメロディと奇天烈、独創的な内容の歌詞を時には漂うように、時にはラップで表現する世界観がミスマッチなんだけれどクセになる、そんなアーティストだ。
その他にも当時現役OLとして2013年デビューを果たし、OL目線の日常の不条理をまくし立てるラップで痛快な表現をするcharisma.com(カリスマドットコム)や
「おいしいものは人類の奇跡だ!」をモットーに料理のレシピをHIP-HOPのリズムに乗せてラップをするという実験的な音楽を作っているDJみそしるとMCごはん
さらにはニコニコ動画出身でセンチメンタルでも強い楽曲をキュートな声で独特な歌い回しをするDAOKO
などなど、、それぞれ粒立っていて個性的なアーティストばかりだ。
そんな強者達のなかでも僕が1番ヤバいと思うのはMashBerryというアーティストだ。
MashBerryは11歳と12歳の日本とウクライナのハーフの女の子によるHIP-HOPユニット。
えええ!?と思ったのは僕だけではないだろう。
2015年にデビューを果たし、精力的な活動をしている。
ビートがファンクとかソウルなのでオールドスクール感は確かにある。
そんなビートに乗っかるラップは底抜けに明るい
”鉛筆削って生きてんだ 小学生って皆そうなんだ!”
”おままごとするならすぐその場 近所の砂場はディスコに変えたわ”
とリリックも小学生ならでは笑笑
MashBerryは楽曲も面白いがやっぱり注目したいのは彼女ら自身だ。
今流行りのHIP-HOPを小学生の女の子が、、!!
伸びしろが無限大。
将来、日本と世界を音楽で繋ぐアイコンになれる。
2020年の東京オリンピックの時とか、、
一度話題になったら一気に流行りそうな可能性があると思う。
今後も注目していきたい。
オールドスクール喰らいなinウクライナ/Mash Berry
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